2月にリエコ大島・バークレーさんの「心と免疫力に役立つハーブたち」講座をうけました。

講座は、ハーブの効能を植物の特徴やエネルギーからも考察する楽しいものでした。
そこで、試飲させていただいたバレリアンとローズのチンキ。それが、美味しくて。
チンキとは、ハーブをアルコールに浸して抽出したもの。ハーブティでは味わえない脂溶性成分、精油にはない水溶性成分など、さまざまな成分がアルコールに溶けだしたものです。
チンキつくりは初めて。川西加恵さんの「暮らしに役立つハーブチンキ事典」を参考にさせていただきました。
2月の庭で元気なハーブは、ローズマリー。冬でも青々としています。

抽出される成分量は、フレッシュよりドライの方が多いようです。
そのため、収穫したローズマリーを乾燥させました。
乾燥を終えた枝から、葉をとり煮沸消毒した瓶につめます。
そこに、アルコール度数96度の「スピリタス」を注ぎます。
チンキをつくるときは、35度以上のアルコールを使用します。ハーブによって何を選ぶのか違ってくるそうです。

これを、冷暗所に保存し、ときどき振り混ぜて1か月したら完成。
ローズマリーの働きは、抗酸化、血行促進、うっ滞除去、利尿、駆風、消化促進、抗うつ、収斂、殺菌、去痰、集中力・記憶力アップ、抗アレルギーなどがあります。
どんな味になるのかな。
春が近づき、ハーブもすこしずつ元気に育っていく季節です。
セントジョーンズワートやラベンダーなどさまざまなチンキを今年は作ってみます。