最近、お世話になっているこの2種類のスパイス。
クローブとシナモン。
まずは、ポマンダー。ポマンダーとは、果物にクローブやスパイスを刺して乾燥させた香り玉です。ヨーロッパでは魔除けや病気予防のお守りとして使われていたそうです。
オレンジにマスキングテープを貼ります。マスキングテープ以外の場所に、クロ―ブを刺していきます。ひたすら無心に集中できる時間。
さすたびに、オレンジのフレッシュな香りが漂ってきます。
全部刺し終えたら、マスキングテープをはずして、シナモンを全体的にまぶしていきます。
マスキングテープをはがした場所に、リボンを巻いていきます。
できあがり。あとは、自然乾燥させるだけ。
玄関に置いておくと、いい香りが漂います。
それから、おやつ。
りんごにきび砂糖とシナモンをふりかけ、水をちょっぴりいれてレンジでチン。りんごの甘煮。
グレープ100%ジュースを、シナモンとクローブを加え煮だたすと、ホットワイン風の飲み物になります。こどもも飲めるからだも温まるドリンク。
そして、最近の私のお気に入り。
『クローブ水』
ペットボトルの水に、クローブを数粒いれるだけ。
時間がたつと、色もついてキレイ。
クローブは、オイゲノールという成分を多く含み、抗菌・抗ウイルス・抗炎症作用があるといわれます。
「喉が痛いな」と思ったときに飲むと、なんとなく痛みが和らぐような。
クローブは漢方では「丁子」(ちょうじ)とよばれ、正露丸の成分でもあるスパイスです。昔、歯の痛いときに正露丸を詰めると痛みが軽減すると聞いたことがあります。クローブには鎮痛作用もあるようです。
風邪の引き初めなど、ぜひためしてみてください。