半澤ゆみさんの『野菜と対話、お楽しみcook』に参加してきました。
講師のゆみさんは料理を作る際何を作るか決めず、まず素材をみて柔らかく煮たりなど調理をはじめるそうです。そして、何とあわせるといいか味付けはこうしてみようか、と方向性を決めるといいます。
もちろん食べてくれるお相手の喜ぶ顔も考えて。
野菜を炒めるときも「もう、いい?」と食材に聞いてみるのを当たり前にしてきたそうです。
丁寧に料理するってこうゆうことなのね。
そして、できあがった料理の美味しいこと!

甜菜糖で作った「いも床」で味付けした柔らかい鶏肉。
ショウガご飯もミルキークインを厳選。
野菜の皮も余すところなく使ってくださり、野菜の美味しさが存分に引き出されたお料理たち。
デザートの酒かすをつかったパウンドケーキも美味でした。

レシピどうりでしか、料理を作ったことがない私。
夜は、レシピをみないでの味付けに挑戦してみました。野菜もいつもより多めに。
調味料を自分なりに調合し、「これが足りない気がする」と加えたり。里芋の煮ものを作ったのですが「もう煮えたかな?」と里芋に聴いてみたり。聴くと、素材をよく見たり感じたりすることができました。
いつも使ってない脳を使っている感じもします。
子供達「里芋、うま!」と喜んで食べてくれました。
手をかけた料理は、満足感がこんなに違うのですね。
そして、お隣に座った背筋がぴんと伸びたかっこいい女性。
株式会社ボディライトニングの社長とあとで知りまして、なんて贅沢な時間を過ごしたんだろうとお腹も心も満たされた一日でした。
お料理するときは野菜の声、庭いじりのときはハーブの声、聴いていきたいです。